Power of Design

ニイガタものがたりプリンのMakuakeページを公開して、やっぱりまずビジュアルの反響が大きかった。

総おどりの人気プログラム「下駄総おどり」の衣装生地であるサリーの布をアレンジしたもので、4個セット、全部違う柄のものを詰めている。

一番最初、プリンを包むイメージは「箱」。

それがデザイナーズなお二人と話していく中で「お祭りだし、法被とかアイコン的なものないんですか?」と聞かれて「うーん、受賞チームに渡される法被はあるけど、アイコンというところまでは…うむ、む、む、む…あ!!!!!!!!」というところでサリーを思い出した。

 

そっからは話が早かったし、次の全体会議でデザイナーの山下さんが持ってきたサリーの可愛い巻き方に一同悶絶。下駄もついてるし!さらにその場で試行錯誤して、じゅんこさんが完成形を導き出した。

▲最初は帯じゃなくて、1枚のサリーで結ぶところまでやり切る包み方だった。

「いいクリエイティブ」というのは、話し合いの温度がグッと上がる。

盛り上がったー!!!!!

しかし…帯を作るということが、後に大いなる試練となろうとは、この時はまだ誰も知らない…。

試作ができても、何百個も作るとなると…てぇへんだー!それはまた、別の投稿で…。

そしてニイガタものがたりプリンにとってプリンと双璧をなす存在・紙のプリンポスト

物凄い時間のない中で高橋さんが、これまた整っているけど楽しい、プロジェクトの自由さをデザインに落とし込んでくれて、しかも「プリン型にしませんか?」とか、たまらんばい!!

商品の梱包のイメージ詰めている時に、こそっとコッシーさんが「スタンプ…」と呟いて、即発注したスタンプは、結果的に箱に押したことで、グッと「商品としてのたたずまい」がアップ。愛おしさもアップ!この子は今後もめちゃ重宝すると思う。お値段も思ったよりかは高くなかった。

他にも蓋に貼ったシールとか、塩包んだ紙とか、細部まできゅううううううううううううと!!!!

あややの息子くんが「こうして商品になるのか」と言ったらしいけど、それぞれ「瓶」「豆乳」「紙」「塩」「写真」「段ボール」とか、単体の素材が、いろんな人のアイディアで商品という「一人前になる」。その立ち上がっていく様子はドキドキだった

▲シールの周りがちょっと段ボールめくれているから試作かな?

「お客さん(普段広告を作っているクライアント)の気持ちを分かりたい」が当初からの目的の一つだったわけだけど、全く0のところからイメージしたものが輪郭が見えてきて、いろんな人の手で、想像以上のものになっていくワクワク感、みなさんこれを経験されているんだなー(と同時に、出来上がるまでの不安とか出来上がってからのソワソワとか、社長さんたちの抱えるプレッシャーも少しインストールできました)。

0→1の醍醐味!

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