新潟県人プリン化計画発動!!じゅんこview
我々は1年ほど前からニイガタクラフトプリンを作るというプロジェクトに巻き込まれている。
「新潟のご当地プリンを、開発したいんです・・」
コワーキングスペースという名を付けただけのただの野外で、お土産のプリンを出しながら、意を決したように相談し始めたマルヤマトモコさん。
彼女は、お菓子どころか商品開発も全くしたことがない職業ライターである。
聞けば、プリン開発という経験により「協働する楽しさ」を知り「ライターとしてのスキルアップ」したいという。
そこは、[無責任]と書いて[理想の休日ドットコム]と読む 私たち。
いいじゃん!面白そう!やろう!
ノリだけで乗った。
あの頃は、新潟らしいってことでお米でライスプリンを作って売ってみようよ!
なんて、はしゃいでいた。
若かったww
思えばずいぶんと簡単に考えていたもんだ。
その時、主催のマルトモさんにより集められたメンバーは、イベント好き主婦2人、有能プランナー、有名デザイナー2人、npo協会事務局長(当時)である。
・・・お気づきだろうか。
贅沢なメンバーではあると思うのだが、、
そう、お菓子屋さんもパティシエもいないのである。
ニイガタ クラフト プリン開発。
無謀、まさに無謀なんだよ!!
さらに恐ろしいことは、無謀な挑戦と気づいたとき既に3回目の開発会議だったことである。
2回目までは、プリン神経衰弱作ろうとか、プリンを分け合って幸せ気分になって欲しいとか。
ぷるふわプリン脳で、キャッキャッ はしゃいでた我々。
そんな我々が、3回目の会議で見たものは、、
プランナーさんとデザイナーさんからめちゃめちゃ詰められて、言葉を失っていくマルトモさんである。
それまで、色々と軽く考えていた私達は、そんなやり取りを見て、、、、、
めちゃくちゃ笑った!! ←無責任!!
凄かった。
そもそもこれをマルトモさんがやる意義は何か?他のプロのパティシエやお菓子メーカーとの差別化はどこでするのか?収益を出すには原価と手間との見積もりは etc…
山本さん、山下さん、高橋さんがマルトモさんを深掘っていく…
そして課題がどんどん浮き彫りに。
それでもそんな、壁?崖?から3人の勇者が掴み取って来た剣、それが、
新潟県人プリン化計画だ!!
はてな?マークが頭に浮かんだ皆様。
説明してもきっと謎が残ることを承知で、説明しよう。
新潟県人プリン化計画とは、読んで字のごとく
新潟を代表する人々を擬プリン化し、皆様のお宅にお届けすることで、その人の人柄や活動にスポットを当てる計画 のことなのである!
「お前が培ってきた取材能力とインタビュー力を駆使し、[記事]を[生地]に変えて、プリンで表現するのだ!!新潟に、こんな面白い人がいるぞと発信せよ!もちろん決めセリフは、お前もプリンにしてやろうか!だ!」
と、言われたとか言われなかったとか。
こうして、ニイガタ クラフト プリン開発は、新潟の面白い人をプリンで表現して紹介するという前代未聞なプロジェクトへと発展し、我々の中で、プリンは食べ物から読み物へと進化したのである。
プリンにされちゃう県人はいったい誰か!?
どんなプリンになるのか!?
とりま、刮目せよ!!