フルボッコ編【主宰者マルヤマview】
会議の内容はじゅんこさんが概要までしっかり書いてくれたので(甘くないプリン開発!!フルボッコ編)、このプロジェクトの裏(?)テーマでもある、npo(ニイガタプリンオープンラボ)主宰のマルヤマのポンコツ成長(してくれ)日記をしたためられれば。
鼠男と腕っぷしの強い天使たちの集会。
5月17日の会議中に思ったのは、「この人たち、なんでこんなに付き合ってくれるんだろう?」。
本業(フリーランスのライターとコピーライターをしています)ですぐにキャパオーバーになって、結果、なかなか進まないプリン開発。スケジュールもリスケになったり、と思ったらマルヤマが突然ギア入れて暴走したり。嫌になってもおかしくない。
山本さんから最初に「(前回の会議から)この一ヶ月、何があったか話してください」と言われた時、言葉が出なかった。
こういった、自分のよくない部分を問われる時、大抵一言答えるだけで、100の集中砲火が返ってくる。相手はそれをするための火種を待っている。何十回と経験するうちに、私はこういう場で言葉が出せない体質(?)に仕上がっている。
でも、明らかにこの会議での問いかけは、“詰める”ためのものじゃないのは分かる。分かるからちゃんと答えたい、答えたいけど、本当に言葉が出ない。元々喋るのが苦手で、言いたい言葉は体の中を高速で巡っているけど、出し方がわからない…
「僕、マルトモさんが思っていること、多分分かるんですけど…」
!!!
ホクホクさんという仮名を付けようと思ったら、あっさり今日名前出してもいいですよってきたから、心の中でちょっと気にいっていた仮名をもう使えないのが残念な山下さんが、まさに代弁してくれた。
「面倒なことに巻き込んでしまって申し訳ない」「なるべく迷惑かけないように答えを自分で導き出そう」「主催の自分が解決しないと」…そうそう、そういうこと。
それに加えて、元来持っている「人に頼っちゃいけない、借りを作ってはいけない」という刷り込みがやっぱり簡単には抜けなくて、でもそこを変えたくてnpo立ち上げた訳でもあるんですが…。
この堂々巡りを続けて約1年、よくサジを投げないでくれているな…しかもみんな忙しい人たちなのに(すごい豪華なプロジェクトメンバー陣)、時間作ってくれて、ギャラはプリンの現物支給のみで…天使???
まぁボッコボコにされてはいるんで、腕っぷしの強い天使???
しかも実際問題、みんなそんなに付き合いが長いわけではない。実質長くて2年くらい。ごめん、ノロケみたいだけど、なんでこんなに優しいんだろう??
ミステリー。
でもそのおかげで楽しいし、見たことも聞いたこともないプリンの概念が具現化されようとしているのです。
でもフルボッコは1回で終わらない。。。
プロジェクトの進め方がボコボコになったのもだけど、その後の1stプリンの設計書が完膚なきまでにダメ出しされた衝撃もダメージ1000000…。でも「こってこてなイメージの作りたかったの?」と言われて、「はっ(開眼)!!!!」。
イメージを形にしたくてどんどん要素を足していっていて、確かに情報量が多すぎて、むしろ根本的なところが遠ざかっていた。
「相手が想像する余地がないよ」
…これまさにコピーの世界と全くおんなじで。キャッチコピーは説明じゃないの。想像を膨らませて期待させる余白を持たせるものなの。
うわーーーーーーーーーーーーーー!そうじゃん!!
というわけで、2歩進んで3歩下がる?3歩進んで2歩下がる?ような開発会議ですが、天使な方々にサジを投げられないよう、プリンの賄賂を渡し続けようと思います。
早速というか、仕事でいつもなら相手の負担を減らすために、自分で巻き取っちゃうのを敢えて、そのままにしてみたら、それで滞りなく進んで。お願いすること、頼ること、大事(メモ)。練習!